ボディケア
お肌の手入れやダイエットにも効果的なアロマテラピー。
精油を使ったマッサージオイルでマッサージすることで、さらに効果が期待できます。
うがい
殺菌作用のある精油を使ってうがいをすれば、風邪の予防やのどの痛みに効果があります。
ウオツカ5mlに精油を2,3滴落としてよく混ぜたものを、300ml程度の水に入れてよく混ぜます。
これを使ってうがいをします。
外出から帰った際には、うがいと手洗いをする習慣を付けるようにしましょう。
湿布
精油の香りのする温湿布は、目の疲れや頭痛、肩こりや足のむくみなどの症状を和らげます。
熱を持つような症状の場合などには、冷湿布にします。
温湿布
温湿布は、暑いお湯を洗面器に入れて、精油を1,2滴落としてよくかきまぜます。
タオルの両端を持って中央部分をお湯につけてから絞ります。このときやけどしないように注意しましょう。
ケアしたい場所に当てて、その上からラップを乗せ、さらにその上にタオルを乗せて温度が下がらないようにします。
冷湿布
温湿布と同じ要領で、冷たい水に精油を混ぜて湿布を作ります。
冷湿布の場合は温度を上げないように、ラップなどではなく、保冷材を置いたり、冷蔵庫で冷やしてから使っても良いでしょう。
マッサージ
マッサージオイルを作って、体をマッサージします。
アロママッサージとしてエステティックサロンなどでも行なわれていますが、ここでは自分でも出来るアロママッサージをご紹介します。
顔のマッサージ
小顔と美肌に効果的。
マッサージオイルをたっぷり顔に塗り、すべりを良くしてから、おでこ、ほお骨の部分、ほお、小鼻部分、あごのラインなどをマッサージします。
半身浴をしながらや、フェイシャルスチームの後にマッサージを行なうことで、小顔と美肌の効果がアップします。
頭部のマッサージ
なんとなく頭が重いときやリフレッシュしたいとき、肩こりや眼の疲れなどがあるときに効果的。
髪の中に指を入れて、頭皮をほぐすように動かします。左右に押し広げるように動かしたり、円を描くように動かしながら、後頭部の首の辺りから上に向かってマッサージします。
首の後ろ側、肩と首の境目辺りをつまむようにマッサージしたり、頭と首の境目辺りを指で押すようにもみほぐします。
バストのマッサージ
デコルテのマッサージで美肌とバストアップ。
デコルテ部分は、両手のひらを鎖骨の下におき、中央から脇の下へ向かってさするようにマッサージします。
バストは、ふくらみの下に手を添えて、持ち上げるようにしながら脇の下へ向かってさすったり、胸の外側から鎖骨に向けてさすったり、手を上げて反対側の手で背中側から胸の上へ向かってさすったりしてマッサージします。
手のマッサージ
むくみの無い美しい手にするために。
親指の付け根を反対の手でぎゅっとにぎったり、指を一本ずつ回すようにマッサージします。
手首も同様に、反対の手で握り、ひねるようにひじまでマッサージします。
また、爪の付け根をぎゅっとつまみ、ぱっと離すことを何度か行ないます。
腕のマッサージ
すっきりとした二の腕にするために。
手首の辺りから、肩と脇の下へ向かって外側と内側をさすりあげたり、二の腕の内側をつかんでひねるようにしながら肩のほうへずらしていきます。
また、手先から肩、首までなで上げ、そのまま鎖骨までなでおろします。
足のマッサージ
全身の血行を良くして健康な体作り。
かかと部分は力を入れてもみほぐしたあと、つまむようにしてさすりあげます。
足の甲の部分は両手を使って指先に向かって丁寧にマッサージし、指を一本ずつ指先に向かってもみほぐりたりします。
脚のマッサージ
リンパ液の流れを良くしてすっきりとした足に。
両手を使って足首の辺りからひざまで、ひざからももの付け根の辺りまでさすりあげます。
ふくらはぎやふとももをつかむようにもんだあと、内側を足首からふとももまでさすり上げます。
おなかまわりのマッサージ
ぽっこりおなかの解消と、便秘や下痢の緩和にも。
体の両脇をつかむようにして、胸の下から腰の辺りに向かってさすります。
みぞおちのあたりで、右側を下に向かって、左側を上に向かって、円を描くように手のひらを使ってさすります、おへその辺りは反対周りにさすります。
指先で少し押すようにしながら、小さい円を描くようにして、おなか全体をマッサージします。
おしりのマッサージ
キュッ、と上がったきれいなおしりに。セルライト防止にも。
おしりとももの境目あたりから、おしりをすくい上げるようにマッサージしたり、腰から下に向かっておしりとももの境目辺りを通り、そのまま両脇をさすり上げるようにしてマッサージします。
また、ひざの裏側からおしりに向かって、手のひら全体でもみほぐすようにします。
首から肩のマッサージ
肩こりや痛みをやわらげます。
マッサージする側の首筋を少し伸ばすように首を傾け、耳の下から二の腕の上の辺りまで少し強めにさすります。
首筋の両脇を指先を使って押しまわすようにもみほぐし、首の付け根の辺りから肩の部分をつまむようにもみほぐします。
パートナーとマッサージ
ロマンチックな精油を使ってパートナーと。
背中やもものうらなど、自分ではマッサージできない部分は、パートナーと一緒に行ないましょう。
パートナーと触れることで癒し効果も上がります。
背中のマッサージは、うつぶせになったパートナーの首の付け根からまっすぐ背骨に沿って腰の上あたりまで、そこからわき腹に向かって手のひら全体でさすり、わき腹から脇の下までからだの側面と背中をゆっくりさすりあげます。
さらに、そのまま腕をひじに向かって、肩甲骨からひじの間までさすります。
また、腰に両手を当てて、少し体重をかけた状態で中心からわき腹に向かってさすります。
うつぶせの状態で、パートナーに足の裏から、ふくらはぎ、もも、おしりとももの境目を、それぞれ体重をかけて押してもらいましょう。