
精油の扱いかた
精油(エッセンシャルオイル)は、天然成分のものなので一度封を開けると劣化していきます。また、精油を飲んだり、希釈せずに直接肌につけたりしてはいけません。
使い方を守りましょう
精油は成分が凝縮されているため、希釈せずに直接肌につけたり、飲んだりしてはいけません。また、お子さんや妊娠中の方などは使用の際に注意が必要です。
マッサージオイルなどとして希釈した精油を肌に付ける際には、パッチテストと呼ばれるテストを行いましょう。
パッチテストは希釈した精油を腕の内側に指先ほどの範囲に塗り、24〜48時間置きます。その際に肌が赤くなったり痒くなったりした場合は使用しないようにします。その時点で水で洗い流します。
敏感肌の方は、希釈に使用するキャリアオイルだけでのパッチテストも行ったほうが良いでしょう。
保存方法について
天然素材から出来ている精油は、熱や光、空気に弱いものなので、冷暗所に置くようにします。
使う機会の多いバスルームなどは湿気が多く、気温も高くなるので、置かないようにします。
また、冷暗所に保管しても、一度開封した精油は徐々に劣化しますので、使うたびにきちんとふたを閉め、出来るだけ早いうちに使い切るようにします。
柑橘系のもので半年、その他のもので1年以内が目安とされます。
ブレンドしたり希釈したりしたオイルは、その都度使い切るようにします。
火気に注意しましょう
精油には引火する可能性がありますので、火気には注意してください。
※アロマオイルをふき取ったタオルなどを洗濯した後でも残っていることがあり、乾燥機で乾燥する際に、発火する事故がおきています。
また、火を使うオイルウォーマーを使用する際には、周囲に火の付きやすいものを置かないようにして、寝る前や出かける前には使用しないようにしましょう。